回想 〜 FUJI ROCK FESTIVAL 2022

2022年7月29日(金)から3日間。

僕がDJとして出演してきたのはフジロック天空のオアシスとも言われる「Day Dreaming」エリア。
かつてより、ALL NIGHT FUJIをプロデュースするフジロックの深夜蝶、
ブラちゃんことBryan Burton-Lewis率いる、正真正銘、音楽ギャングの集いだ。

越後湯沢の駅まで迎えに来てくれたのはNAGAI。
音楽に関しても運転に関しても、遊びに関しても真面目な逸材。
すごく気が利く後輩で誇らしくもアリ、ちょっとほっこりした。
越後湯沢は大宮から新幹線で1時間くらいだから意外にも東京から近いのだ。

なんちゅう笑顔!!!笑
 

さっそくアーティストパスを受け取るため、車で30分ほどかけて苗場プリンスホテルの受付へ。
世界中の早々たるアーティスト達がそこら中にいて身が引き締まったのを覚えている。

今年も出演が決まったOAUのパーカッショニスト、KAKUEIさんともロビーでバッタリ遭遇できてよかった。
(DO SHOCK BOOZEのライブセッションをサポートしてくれています!)

いよいよDay Dreamingエリアに向かうため、名物でもあるドラゴンドラに乗ること約20分。
目に入るものすべてがなんという自然力なのだろうか。

圧倒されている間に会場に到着だ。

会場というか、、、、不思議な空気感が漂う、なんというか、、、

ここで出迎えてくれたのは山川DC主宰のDJ TARZANことアーロンと同じ出演者でもあるラッパーの愛染。
いきなりアガるよね。

そうか!
ここは天国への入り口なのかもしれない。

そう思わずにはいられなかった!!!!

サウンドシステム、P.Aは普段僕がよく参加している野外イベント等でお馴染みのMMUの三浦さんクルーで、仲間も沢山勢揃いしていた。
今回のサウンドシステムはDYNACORD COBRAというスピーカーで、ワイドなエリアを遠くまで均一なサウンドで
表現できるというものだった。

そして、今月8/19から長野県の乗鞍高原で開催する「GLOBAL ARK」でもその巨匠のスキルを存分に発揮していただく所存です。

改めてGLOBAL ARKのHPをご紹介。
global-ark.net/

フジッロクでの今回の出店の1つ、Satoshi Onodera作のシルクスクリーンはマストなミッションだった。
予めチェックしていた幻想的なDAY DREAMINGプリントをゲットした♪
(ちなみに、もっとしたくなったから郵送でも追加発注済みw)

※写真の後ろで浮かれてるのはデコレーションを担当したChombo Industryのくまちゃんw↑↑

さて、Day Dreamingフロアの美しい芝生フロアへ戻ってみよう。

SEIさんの外さないトリッピーなDJからスタートし、バケツドラマーMASAくんのパワフルかつマシンライブを凌駕したパフォーマンス、哀愁や熱情、熱気あふれる愛染のライブが終わり、14:00からは僕の出番だ。

今回はDO SHOCK BOOZE全開で自分の曲も相当プレイしたし、BPMやジャンルに縛られない選曲ショーケースなイメージで120分の音楽旅行を自由奔放にガイドしてみた。

フジロックのオフィシャル写真はコチラにて↓
fujirockexpress.net/22/p_1839

この天空のオアシスには愉快な仲間たちもたくさん駆けつけてくれた。
狂おしいほど愛おしいぜ。笑顔がむかつく。

この日、録音したプレイをSoundcloudに限定公開していますので聴いてもらえたら励みになります。。

夜になるとフジロックはこれはこれでまた、まるでディズニーシーのよう。
 
ここで書けないような色んなドラマもまたありありで。

さて。
2日目は、苗場食堂付近でプライベートでも仲良くしてもらっている写真家でもあり、DJのKOTAROさん、
そして熊本の同郷のDJ M.A.Xさんたちとも合流できたのである。

Candle JUNEさんがプロデュースしている、ゆったりと時が流れるステージとキャンプサイトが一体となったエリア「PYRAMID GARDEN」でDJとしての共演が今回実現したんだ。
今年という同じタイミング、これまたなんという素敵な偶然なんだろうか。

JUNさんとも少しだけお話できて良かった。
KOTAROさんは「PYRAMID GARDEN」のレジデントを務めるほどで、僕のアーティスト写真を撮影してくれているし、M.A.Xさんは尊敬するプロのエンジニアだ。
もちろんTOTEM TRAXXからリリース経験もあるので改めてリンク紹介を。

DJ M.A.X
fujirockexpress.net/22/p_1804

KOTARO

他の日にもSUGIURUMNさんやHideo Kobayashiさんなど、TOTEM TRAXXからもリリース歴がある
素敵なアーティストが出演していたのでとても嬉しかった。

伝言板にはKanako JPredがデザインしてくれた動植物ステッカーを忘れずにペロペロペタペタ。

もっと行きたいフロアはあったし会いたい人もたくさんいたけど、とにかく時間が足りないのがこのフェス。
もちろん体力と相応の準備が大切。

さてさて。

越後の町をお散歩〜〜。

久しぶりに炭水化物も取ろう。
水がおいしいからか、体力を消耗しているせいもあってとにかくどこのお店に入っても美味い!

今回お世話になった宿は正直、会場から遠くてとても不便だった(泣)
宿選びはほんと大事だね。

しかし!!!!!!????
ここでもこんな偶然が。

予約していた部屋の番号が名機「303」!

この数字は、シンセサイザーの名門であるローランドから発表された往年のベース・シンセなんだ。

そんなわけで、初参加のフジロックだったけど、フェスティバルは正に平和と信念の象徴だと感じたし、誰にも邪魔はされたくない。
びっくりしたのはあんなに広い会場で、待ち合わせとかしていないのに不思議な引き寄せがたくさんあったんだよね。
さらに、B.B.Lも同じことを言っていたけど昔からそういう超自然的な現象があるらしいから驚き。

とにかく、天国で味わったDJ冥利。
とにかく、めっちゃ笑った。
とにかく、灼熱だった。
 
宿のチェックアウトも気になってきたのもあり、あっという間に会場を後にする時間がやってきた。

そういえばフジロックのオーガナイザーさんは日高さんっていって同じ熊本出身なんだ。
どこか勝手にシンパシーを感じちゃうよね。
会場では焼酎のいいちこ緑茶割を通算10杯以上は呑んだと思うしw

そんなわけで。
唯我独尊ブライアン、WAONクルー、SMASHをはじめ、関係者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
ここでできる喜び。
また、地元にお住いの皆さん、心温かいご協力があってこそかと思うのであります。

そう、パーティーは僕らのシンボルであり、そこで表現される音楽は日常とも関わり合う重要な哲学。

フジロック、ありがとう!!

よし、呑み行こう。

dSb

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