2015年の玉川キャンプ場に遊びに行ってからファンになった野外レイブ。
それがGlobal Ark、通称「GA」。
Global Arkの歴史はFestivaltripさんがわかりやすく紹介してくれていますので是非ご一読を。
このブログでは、普遍的なパーティー美学、DIYが生み出す温かいビジョンとホスピタリティ、気軽に参加できるレイブとしてブランディングを築き上げてきた11年間のGAの歴史に一旦幕を下ろすことを報告します。
2022年、節目である今回の舞台は長野県にある上高地の乗鞍BASEキャンプ場でした。
僕は主催メンバーの一人として8/19から3日間フル稼働の中、3年ぶりの海外アーティスト、ShiftedとArthur Robertの招聘も実現させ、これまでのGA以上にやりがいと楽しさを覚えていた。
(ぶっちゃけ、空港のTurkish Airlinesカウンターではあり得ないトラブルもありましたが….)
一緒にレーベルパーティ”MEiYOU”を主宰しているアーロンことTARZAN達がアテンド業務を完璧にこなしてくれたのは本当に嬉しかった。
初日の天候はなんとか晴れだ。
DO SHOCK BOOZEとしての自分のプレイが終わり、これからは諸々の進行にも専念できると臨んだ2日目は、、、、、
完全に雨にヤラレマシタ。
永遠に思えるほどの激しい降り止まない雨。
最後の演目である夜22時のファイヤーダンスまで残り5分前という土壇場で決死の判断を下さなければならない。
炎は燃えないだろうし、高まる演目中止の声….。
でも絶対に諦めたくなかったんだよね。
災害レベルだったけど、「絶対止む」という根拠のない自信。
奇跡が起きたよ….マジで止んだ。
あれだけ僕らを痛めつけてきた大雨が2日目最後の演目の直前で、最後の10分間だけ。
ふと気づいたら、雨ではない何かで濡れて視界が歪んでいくのを感じた。
さあー!!
明けて、最終日である3日目は快晴だ!
雨降って地固まるとはまさにこのこと。
とにかく、自分はGAを通してたくさんのことを学んだ。
目の前の出演者を信じてフォローすること。
それはタイムテーブルを死守することにも繋がり、お客さんの期待を裏切らない誠意の気持ちにも繫がることなんだって。
目の前で起きていることが全てであり真実。
毎回、開催場所には並ならぬ拘りを持っているGA。
乗鞍高原も節目にふさわしい最高のロケーションでした。
まさしくGLOBAL ARKは、災害のような豪雨にも立ち向かい、
何者にも邪魔されることなく、その方舟で最終出航を成し遂げることができました。
ボスのMIKUさんをはじめとする主宰チーム、関係者、スタッフ、そして沢山参加してくれたボランティアの皆さん、お疲れ様でした!
長きに渡り応援をしてくださったファンの皆様、本当にありがとうございました!
また必ずGlobal Arkでお会いしましょう。
PHOTO BY KOTARO / TOMO / MAKI TAMAKI / and Friends
2022年8月 – GA最終出航完了報告
DO SHOCK BOOZE